ワーグナーに関する個人的考察メモ。
あくまでも個人的な解釈と妄想に基づいているので、気にしない方のみどうぞ。(2020/3/4記載)
※クロニクルのネタバレ普通にありますのでネタバレ無理な方は閲覧注意です。
ワーグナー
『光輪』の誇る最強の戦士。『第4位の執行官』。
位こそ第4位となっているが、執行官としての実力は現状の『光輪』ではトップに位置する。
代々『光輪』と共に生きる名門の一族であるため、任務遂行に重きを置き、徹底した解決を信条としている。
そのために行き過ぎた行動が数多く見られ、反省と社会見学として外の世界を見てくるように命じられて本作に登場する。
そんな謹慎任務中の彼女に下されたもう一つの指令は、現地執行官のために『忘却の螺旋』を討て、というものであった。
(公式サイト抜粋(一部改変あり))
☆紹介文&アケモの考察
クロニクルやアケモでも見られるように、その年齢とは思えない程に虚無関連・『光輪』に仇なす者に対しては冷血とも言える行動を取る。
ワーグナー一族は代々『光輪の剣』という役割を担っており、虚無に対して一切の情念などを持たないような英才教育を施され、それに関してプライドを持っている事が言葉の端々に滲んでいる。
そのため、クロニクルではゴルドーの友人であるロジャーが虚無化するタイミングで容赦なく殺害・処理しておりゴルドーの恨みを買っているが、その行動は彼女なりの慈悲であった事が窺える。
また、同じ執行官であるオリエとはクロニクル内で模擬戦とはいえ刃を交えており、その時から彼女の実力に対して一定の信頼を置いている様子。
そして『聖盾』に所属しているロンドレキアからは『聖盾』の権利主張のため、打倒ワーグナーを掲げられている。
上記の内容を書くと完璧で冷静沈着な女子のように思えるが、謹慎任務として日本に赴任してから初めて家事を行う事となり、特に料理と機械関係は苦手な様子。
日本での最初の潜入先は相当なお嬢様学校で、多少学習内容に後れを取っているようではあるがすぐに馴染めるくらいの学力もある。
潜入先では『光輪』のエージェントである村山と櫻井がワーグナーの補佐及び監視をしており、武具の管理も行っている。
クロニクルにて『忘却の螺旋』と『万鬼会』が衝突するという情報を得た『光輪』から『忘却の螺旋』のメンバー粛正を命じられ、問題解決のために期間限定で武具を返却されている。
また、『光輪』の教育を受けているためか男性に対して苦手意識を持っている。
☆基礎情報の考察
(宮代)エリカ・ワーグナー
エリカ
→考察1 ドイツとドイツ軍によって良く歌われていた歌(正式名称は荒野に咲く一輪の花)
エリカはドイツ語の女性の名前であり、花のエリカと恋人の名前を掛けて祖国と祖国に残してきた恋人を想う歌になっている。
エリカの花言葉は 「孤独」「博愛」「幸運」「裏切り」「良い言葉」
→考察2 エリカ=ギリシア語の 「ereike(エレイケー)」が語源となっており、「ereike」という言葉には「砕く」という意味がある。
ワーグナー
→ドイツ起源の一般的な姓
リヒャルト・ワーグナー
→ドイツの作曲家で『ニーベルングの指環』における『ワルキューレの騎行』が音楽的に有名。
『ワルキューレの騎行』ではワルキューレ=ブリュンヒルデの事。
北欧の伝承においてはブリュンヒルデは盾乙女(スカンディナヴィアの伝承における女戦士)・ヴァリュキリア(戦場で生きる者と死ぬ者を定める女性・軍団)として伝えられている。
ワーグナーという姓自体はドイツではごく一般的な姓のようですが、敢えてワーグナーとつけたのを勝手に妄想していくとワーグナーが作曲したワルキューレの騎行からブリュンヒルデを連想させます。
宮代
→宮(身分の高い人が住む家・建物)+代(代わりのもの)
『ワーグナー』という『身分の高い姓(宮)』の『代わり』となる偽名の意味?
灼熱のEXS『フレイムタイラント』
灼熱→焼けて熱くなること。また、焼けつくように熱いこと。
フレイムタイラント→フレイム(炎)+タイラント(暴君+圧制者)
圧倒的な炎の能力を持つ暴君・制圧者という意味?
武器三点セット
火剣『ファイアブランド』
→松明・火付け役・イギリス海軍の戦闘機
ブランドは古語で『剣』を意味するため、「炎の剣」という訳し方も可能。
制盾『アンキレー』
→ローマ神話における軍神マルスの盾
神兜『エーギス』
→英雄シグルズがファーブニルを倒して手に入れた兜。
所有者に対して恐怖を抱くようになり、誰も寄り付かなくなる兜。
本編では火剣と制盾しかワーグナーに返還されていないが、兜『エーギス』を装備した状態がワーグナーの本来の力を発揮出来るらしい。
ロンドレキアのストモにて、兜を装備していないワーグナーが本来の力の半分さえも発揮出来ていないかもしれないと考えているのでフル装備した
ワーグナーは『光輪の剣』の名に相応しい実力を持っていると考えられる。
また、ワーグナーの名前の所でブリュンヒルデの名前を出したが、英雄シグルズとは深い関係があるため意識している可能性が高いかなと思います。
☆技名の考察
クーゲルブリッツ
→考察1 ドイツ国防軍が開発した対空戦車・球電現象
考察2 クーゲル(弾丸)+ブリッツ(稲妻・雷光)
ツェアレーゲン
→分解する
バッケンローダー
→同名タイトルのゲームがあり、守り手など意味する「Wache」に土地の開墾などを意味する「rode」を組み合わせて「〜する者」でまとめた造語。
すなわち「道を切り拓く騎士」と言う意味?(英語版ウィキペディアの該当記事における考察より抜粋)
シュトルムブレハ
→シュトルム(嵐・疾風)+ブレハ(破壊者)
ローエンシュナイデ
→ローエン(燃え上がる)+シュナイデ(切る・断つ)
ローエンガルデ
→ローエン(燃え上がる)+ガルデ(警備)
シュトルムシュラーク
→シュトルム(嵐・突撃)+シュラーク(打撃・一撃・ショック)
ヒッツェフォーゲル
→ヒッツェ(熱)+フォーゲル(鳥)
メギドの天災(メギドオーセレステグレーセ)
→メギド(パレスチナの古代都市)+天災(自然現象によってもたらされる災害)
新約聖書におけるハルマゲドン=メギドの丘を指す。
ハルマゲドン
→新約聖書ヨハネ黙示録で世界の終末に起こる善と悪との勢力の最終決戦の場所。転じて、世界の終わり。
世界が終わると感じさせるくらいの激しい攻撃?
シルトツァック
→シルト(盾)+ツァック(早い?)
この犬が!
→ワーグナーさんのドS心
☆専用BGMの考察
Flame&Destiny
→『炎と運命(神意)』
Incompatible Relation(ロンドレキア&ワーグナー専用曲)
→『相容れない関係』
☆個人的イメージと馬鹿みたいな考察まとめ
ロンドレキアを考察するにあたって、じゃあこの際ワーグナーもやろうと思ったわけですが、正直ロンドレキアよりも調べるのに時間がかかりました。
ドイツ語とかホント分からないので多分ちょいちょい間違えてるよってところもあると思いますが、ただの妄想なので問題ないでしょう。
ワーグナーの考察をした後に改めて思ったのですが、やっぱり『光輪』はドイツが本拠地設定なんですかね?
イメージ的にバチカンとかかなと考えていたのですが、『光輪の剣』という最も重要な役職を担う一族がドイツ出身?という点でそういうカトリック(プロテスタント)を考えているのなら血統や出身はかなり重要視するだろうなと思って。
よく考えてみたら元『光輪』のワレンシュタインも基本ドイツ語だし、実は過去ワーグナー家と双璧を成す程だった高貴な家の出身とかなら熱い。
でも、アーデルハイトは裏切りによって男性を嫌悪していても、もともと血統に関してはあんまり気にしていないのかな?
クロニクルでミカを何らかの実験の第二段階と称していたり、オリエから少しずつ不信感を抱かれていたりするので、きな臭い組織である事はまず間違いないと思うのですが……。
そもそも虚無によって孤児になった子を死ぬ可能性の高い対虚無戦闘員として育てるというのも正直な所、かなりまずい組織だなと思っていますが今後どうなるか気になりますね。
ワーグナーに関しては本来の能力が発揮されていないのでわかりませんが、設定上UNIの中ではトップクラスに強いと考えられます。
強さ考察などを始めるとそれこそキリが無いし、妄想力がそこまで無いのでなんとも言えませんが再誕者にかなり近いのでは無いかなーと個人的には思うので、能力に目覚めたばかり&戦略性が乏しいヒルダよりは全然強いけどケイアスやゴルドーが一緒でアドバイスしている状態の能力に慣れたヒルダには五分……みたいな位だといい。
(兜は無い状態・ヒルダが周りのアドバイスを聞くかどうかは別にして、再誕者に近いと言われている以上かなりの力はある)
でも、アケモでは全員蹂躙していたのでバラバラにかかると負けてしまうのかな。やはり『虚無狩り』最強か。
もう一回クロニクル見直してて、次回ではまた転校するって言ってたからハイド達の学校に来るのかな?
もしかしてもう来てましたっけ?ちょっとそこら辺の記憶がもはや曖昧なのであれですが、このままいくとハイドとオリエの取りあいになってしまって困りますね。(ワグ→オリ好きなので……)
別キャラ考察もやるかもしれないですが、結構時間かかるので気が向いた時にでもやりたいと思います。